いなにわうどん・そうめんを美味しく食べるためのポイントをご紹介。
ご家庭でも美味しい「いなにわ手綯うどん」「いなにわそうめん」をご賞味ください。
繊細な「いなにわ手綯うどん」、「いなにわそうめん」は、ゆで方、洗い方のちょっとした違いによって、味や食感が大きく異なることがあります。寛文五年堂がご紹介するゆで方、洗い方を参考に、ぜひ召し上がってみてください。
できるだけ大きな鍋を使い、鍋の中でうどんが踊るように。
まずは、できるだけ大きな鍋をご用意ください。一人前(80〜100グラム)に対して1リットル以上の水が目安です。
うどんを美味しくゆであげるコツは、たっぷりのお湯の中でうどんが常に鍋の中で踊っている状態を保つことです。
お湯が完全に沸騰してから、うどんをパラパラと落とすように入れます。
鍋の中でうどんがぐるぐる踊り回るような状態を保ちます。
ときどき、箸でかき回し、ゆで具合を確かめます。吹きこぼれそうになったら、差し水はしないで火を弱め、沸騰をおさえます。
うどんが乳白透明になったら、すぐ冷水へ。「いなにわ手綯うどん」は約3分でゆで上がります。
麺がゆであがったら、素早くざるにあげます。
ざっとお湯を切ったら、冷水をかけて、粗熱をとり、麺を引き締めます。特に夏場は氷水の使用をおすすめします。
ボウルに入れ、両手で丹念にもむようにしながら、うどんの表面のぬめりを落とします。この際、容器が小さく、水が少ないと、中心部は熱い場合がありますので、ご注意ください。
ざるにあげ、しっかり水をきります。
そうめんの場合も、できるだけ大きな鍋を使い、一人前(80〜100グラム)に対して1リットル以上のお湯を用意します。
湯量が少なかったり、ゆで過ぎてしまうと、そうめんの風味を損なってしまいますので、しっかりと準備した上で、手早く調理するようにします。
お湯が完全に沸騰してから、麺をパラパラと広げるように散らして入れます。
麺がくっつかないように、手早く、箸で大きくかき回してほぐします。吹きこぼれそうになったら、差し水をいれます。
麺が浮かび上がったら、1〜2本食べて、硬さを確認します。ゆで上がったら(約1分)、ざるに上げ、冷水(または氷水)へ。
冷水で手早くもみ洗いをして、表面のぬめりを取り、水気を切ります。